萩のつくり手 <第4回>
For the earth and our future お子様のアトピー発症から自然栽培に辿り着いたパワフルマザー 「宍戸農園」 宍戸 佐智子(ししど さちこ)さん

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宍戸農園/宍戸佐智子さん

宍戸佐智子さんは、萩市見島のご出身です。高校を卒業後に進まれた短大のあった京都で旦那さんと知り合われお子様も生まれ、もうずっと京都で暮らすと思われていたそうですが、お子様のアトピー発症がきっかけで、子育てするには田舎の方が良いのでは?と考えられるようになられたそうです。

その頃から、もともと興味のあった自然食に向き合うようになられました。
最初に有機栽培で有名な島根県の吉賀町へ見学に行かれ、その後も山口県の長門市や防府市で自然農法の手法を学ばれました。

「興味がある事がでてくると、その製法などを勉強する為に実際に現地に行きます。どんな事も必ず自分の足で行って目で見て確かめる。」

リラックスできる雰囲気の中、お話が始まるとその情熱はとてもアクティブでパワフル!

「今はインターネットでいくらでも情報を知ることができるけど、それが本当に100%真実かは分からない。しかも、訪ねて行って直接見たり聞いたりする事で分からなかった事がクリアになるし、その方の信念も強く伝わってきます。」

現在、宍戸農園さんでは、自然栽培でお米 朝日(旭)0.5haとそば0.7haを作られています。
それまで様々な土地へ出向かれ学んでこられましたが、実際にご自分たちで生産される事を視野に入れられた時に、どの土地が良いのだろうと複数の土地で試され、最終的にご両親の近くに住みたいと萩市に戻られました。

と、同時に萩市弥富(やどみ)で無農薬りんごを作られている先輩農家さんとの出会いが宍戸さんの人生を大きく変えることになったそうです。

「私たちのやりたかった事をやっていらして、惜しみなく教えてくださった。さらにこんな事をやりたいと提案した事が次々と実現していきました。」

巡りあわせとしか言いようのないくらいに全てが整っていた上に、先の可能性まで見える環境に心が震えたとおっしゃいます。

望み通りの土地と製法で生産できた、お米とそばを使っての商品作りにも積極的です。
毎月開催されるイベント『萩マルシェ』や萩市弥富の『そば処龍の里やどみ』で購入できる生米で作ったノンオイルシフォンケーキやパン等は、完成までご自分で納得されるまで研究を繰り返されます。

今後の目標を聞くと、
「環境に負荷をかけない持続可能な農業を心がけています。そして、安全安心な物を伝えて提供していきたいと思います。」
と、環境や人に配慮した農業の夢を教えて下さいました。

宍戸農園のそばも使用して作られているお蕎麦屋さん(十割そば)がオープンしています。

そば処龍の里やどみ
TEL:08387-8-2044
住所:山口県萩市大字 弥富下4083-1
営業時間:土・日・祝 11:00~14:00
メニュー:ざる・かけ・定食

 

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基本情報

会社名又は個人名 宍戸農園、宍戸佐智子さん
住所 〒759-3302 山口県萩市弥富下3903-1-8
電話番号
URL https://www.facebook.com/shishidonouen/
販売場所 萩マルシェ、そば処 龍の里やどみ

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