【特集】 萩のパン屋 「ブーランジェリー住吉丸」

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通りを歩いていると、どこからともなくパンが焼き上がる良い香りがしてくる。その香りに導かれるまま歩いていくと辿り着く幸せのパン屋さん  ブーランジェリー住吉丸

「人生の引き出しが多い程、あなたの人生はより豊かになる。」
これは、私がこれまでに出会った印象深い言葉のひとつです。
ブーランジェリー住吉丸オーナー丸岡さんのお話を伺っていて、ふと思い出しました。

「多分、萩には夜にご飯替わりにパンを食べるとか、記念日のディナーにパンを食べるという文化が比較的少ないと思うのです。でも、そういった習慣も素敵だよ、こんな演出もあるよと、パンを通してお客様に知って貰えたら、生活がさらに充実して心が豊かになるんじゃないかなと思います。」

そう語る丸岡さんは、兵庫県西宮市で生まれ育ち、大学卒業後に製パン会社のベーカリー部門で約20年間修行されました。
奥様もまた関西で有名なブーランジェリーで修行され、2018年8月に奥様の故郷である萩にブーランジェリー住吉丸をオープンされました。

パン屋さんとしては少々珍しく一風変わった『住吉丸』と言う店名は、奥様のお父様がイカ釣りで乗っていらした漁船の名前です。
漁業は継げなかったけれど、船の名前は残したいと店名にされたそう。とても心温まるお話です。

そんなご夫婦が創り出すパンは、ひとつひとつが特別で愛情たっぷり。

ハード系のパンであるリュスティックは萩産の柑橘「ゆずきち」や萩りんごとしょうが入ったものがあります。他にも萩市大井の玉ねぎ等の萩の季節野菜が使われた商品があります。

食事制限のある高齢者やダイエットしている女性など、健康意識の高いお客様に嬉しい『低糖質食パン』は市内でトレーニングジムを経営している「マイフィット萩」の木原賢一郎オーナーとのコラボレーションで、完成までに何度も話し合いをされ試行錯誤しながら時間をかけて完成した自信を持って提供できる商品です。

同じ低糖質シリーズで豆腐と豆乳に味噌を合わせた商品開発に着手されているそうです。
楽しみですね。

クリスマスの限定商品として『シュトーレン(シュトレン)』が登場していました。

シュトーレンはクリスマス前の4週間(アドヴェント)に少しずつカットして食べるドイツの菓子パンです。日が経つ毎にお味が変わるので毎日その変わっていく味を楽しみながらクリスマスを迎えます。
住吉丸さんのシュトーレンはドイツ風ではなくフランス風で作られているそうです。

店舗情報

ブーランジェリー住吉丸
〒758-0021山口県萩市今古萩町18-1
電話番号 非公開
営業時間 7:30-17:00
定休日  月•日