【特集】 萩の地酒 ~萩阿武で唯一の復活酒蔵 阿武の鶴酒造合資会社~

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萩市の隣町、阿武町奈古に酒蔵を構える阿武の鶴酒造。

日本酒消費量が低迷していた1983年から自社製造を休止し、販売のみの酒蔵となっていたところ、当代の三好隆太郎さんが34年ぶりに酒造りを始められました。

酒蔵の繋がり

酒造りに関心を持った隆太郎さんは、千葉県の酒蔵が季節雇用の求人を募っているチラシをきっかけに、酒造りの道を歩みます。
いつかは自らが醸すお酒をと、埼玉県、岐阜県、青森県の蔵元を渡り歩いて酒造りを学びました。
生家に酒造免許が残っていることが判明し、阿武の鶴酒造を復興し酒造りを始めることを決めました。
しかしながら、長年使わずにいた酒蔵を復旧させるには設備面、資金面で容易なことではなく、直ぐに酒造りを始められずにいたところ、手を差し伸べてくれたのが澄川酒造場の澄川宣史氏。
1期目、2期目は澄川酒造のタンクを借り「阿武の鶴」を醸しつつ、2期目からは自社の酒蔵にて新銘柄「三好」の製造を始めました。

地酒は地元を元気にするもの

2017年から販売を開始した 「三好」は、SAKE COMPETITIONをはじめとする賞を数多く受賞し、一躍注目を浴びました。
「地元の米と水、そして地元の方に働いていただく。阿武の鶴の日本酒が広まれば、自ずと阿武町の名前も知られるでしょうし、地元農家の安定収入や酒蔵での雇用増に繋げることができる。日本酒は地元へ貢献できるツール。」と隆太郎さん。現在、海外市場へも販路拡大を狙うなど、地元だけでなく業界も注目する期待の新星酒蔵となっています。

阿武の鶴 純米吟醸 三好Green

やや甘口の綺麗な味。その甘みがすっと消える。原料米:山田錦

阿武の鶴 純米 三好Blue

米のうまさ、やさしい香りを感じられるお酒。原料米:山田錦

阿武の鶴 純米吟醸 点と線

甘く感じられる香りがありながらキリッとひきしまるやや辛口系。原料米:山田錦

基本情報

住所     山口県阿武郡阿武町奈古2796
電話番号 08388-2-3223
駐車場    なし
見学       酒蔵見学なし

⇒阿武の鶴酒造/ホームページ