【特集】 萩のこだわり調味料 ~明治創業 金波醤油醸造場~

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石州瓦屋根の日本家屋が建ち並ぶ、萩市むつみ吉部上地区にある金波醤油。
古くから地元の調味料を支える醤油屋として歴史の長い醸造場です。

山間部の醸造場

金波醤油は明治時代、創業年は定かではありませんが、初代・金左衛門によって今も残る醤油蔵を築かれました。
「本家男子は短命ばかりで…」と言われる当代の小川洋平氏は9代目となります。
代替わりのピッチが早かったとしても明治中期から末期にかけては創業されていたと考えられ、現存する萩の醤油屋の中でも歴史の長い醤油屋の一つに数えられます。
先代の時代に麴から作るのを止め、生揚げ醤油と味液を仕入れて再仕込み醤油の製造を始めました。
材料を仕入れることで、味のブレがなくなりますが、それでも寒暖差がある山間部では火入れの時間に微妙な調整を必要とします。
わずかな変化を見逃さず、明治時代よりむつみ地域に定着した味を守るため、醤油づくりに向き合われています。

 

変わらぬ味と信頼

他地域同様、流通が発達するまでは地元の醤油は地元でと、元来、むつみ地域は2軒の醤油蔵によって賄われていました。
人口減少により地域の醤油消費量が減少し1軒は店を畳まれました。また、醤油消費量の減少は調味料の多様化によるところもあります。
それでも今日まで、山間部の醤油蔵が成り立ってきたのは、地道に味を守り続けてきたことと、対面による商売を基本としてきたからだと言われ、電話で問合せがあっても足を運び、必ず直接会って取引しています。
変わらぬ味と生産者の人柄という信頼により、地域人口が減っても、地元を離れた子どもへ送るお客さんも多く、金波醤油の生産量は変わらず横ばいとなっています。

 

 

かけしょうゆ

お刺身や、すし、冷奴のみならず、照り焼、かば焼のかけ醤油としておいしく召し上がれる幅広い用途の醤油です。
1.8ℓ一升瓶、1.8ℓペット、1.0ℓ

 

魚の煮付けや、煮物料理に適した煮醤油です。
1.8ℓ一升瓶

 

ゆずぽんず

金波のかけ醤油を元にゆずをブレンドし仕上げたゆずぽん酢です。
ドレッシングや、天ぷら、鍋料理、一番のおすすめは餃子に最適です。
360ml

 

基本情報

住所    山口県萩市大字吉部上2400
電話番号  08388-6-0012
営業時間  9:00~17:00
休日    火曜日
駐車場   あり
見学    なし

 

萩市のふるさと寄付

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