【特集】 萩のキッチンカー 「うふふごはん」
はぎマルシェなど、イベント会場で見かけるキッチンカー。小さな窓から繰り広げられている個性豊かな萩のキッチンカーの世界をちょっとだけ覗いてみませんか?
萩のキッチンカー特集です。
今回は「うふふごはん」の古冨南さんに、パティシエを目指そうと思ったきっかけや、キッチンカー運営にいたるまでのお話を伺いました。
出身はどちらですか?
下関市で生まれ長門市で育ちました。
育ちの中でお菓子作りとかかわりがありましたか?
母がシュークリームやアップルパイ、姉がクッキーを作ってくれていたので、私もやってみたい!という気持ちはありました。
卒業後はどんな仕事をしていましたか?
高校卒業後、広島の製菓専門学校に行き、1年間勉強しました。その後は、喫茶店でアルバイトをして、クリスマスの時期にはケーキ屋さんで働いたり、また別のカフェで働いたりと、ほとんどが飲食店のお仕事でしたが、途中長門市のケーブルTVで企画・編集・出演・カメラマンを全て一人でやるという時期もありましたね。
パティシエを志そうと思ったきっかけを教えてください。
母が作ってくれたアップルパイやシュークリームがおいしくて、私も作りたい!どうせなら色々なお菓子も作りたいと思いました。
そして、ケーキを作りはじめると、友人やご近所の方に「おいしい!」と言ってもらえるようになり、その一言が嬉しくて、パティシエになりたい!と思うようになりました。
パティシエという職業にどんなイメージを描いていましたか?
キラキラして華やかなイメージがありましたが、実際には体力勝負の仕事でした。
お菓子作りにおけるこだわりを教えてください。
できる限り体に優しい食材を使って、なるべくワンボウルで、労力はあまりかけずに楽しみながら作る事。
結婚後には、キッチンカー運営もスタートされた古冨さん。
カレーやお弁当などのお食事系とクッキーやマフィンといった焼き菓子も販売されています。
キッチンカー運営を始められたきっかけは?
将来はカフェを開業したい、自分のお店を持ちたいと夫に話していたら「まずはキッチンカーから始めてみたらいいのでは?」と言ってくれたのがきっかけです。
2020年10月2日の大安の日がオープン日となりました。
コンセプトを教えてください。
お客様によりそい、会話も楽しみながら、一緒に“うふふ”となる時間を作りたい。
萩の土地や食材にこだわりはありますか?
知り合いの萩の農家さんが作るお野菜やお米が本当においしいので、積極的に使用させていただいてます。
オープンまでに苦労したことはありますか?
いつも家で作っているものを商品化してお金をいただくというところの加減に苦労しました。普段のおうちごはんなのだけれど、毎回きちんと丁寧に作っています。
主なメニューは?
カレー、焼き菓子、コーヒーなどです。
カレーは豆乳やココナッツミルクなどを使って、栄養があり体に優しいものにしています。とても好評で、マルシェで約2時間で完売することもありました!
現在、取り組んでいることはありますか?
大好きなチーズケーキをヘルシーにできないかと試作中です。その他には4月から「AsMR(アズミル)」の活動もはじまります。
年間スケジュールはどうなってますか?
毎週金曜日はグッドタイムホームグラウンド萩(12:00~16:00)、毎月第3土曜日は、はぎマルシェ(11:00~15:00)その他、不定期にイベント出店しています。
3月21日からは長門市の俵山温泉街にも出店します。
これから挑戦したいこと、夢は何ですか?
自分の畑を持って、自分で作ったお野菜を使ったお料理を提供できたらいいなーっと思っています。
消費者に伝えたいことは?
「食」という字は人を良くすると書くので、色々なものを必要なだけ食べて楽しく「うふふ」となってもらいたい。
これからパティシエ/キッチンカー運営を志す人へメッセージをお願いします。
何でもトライしてみていいと思います。私は石橋をたたきすぎるタイプですが、とりあえずトライしながら考えるのも良いのかと思います。“自分が何をしたいのか”を明確にしておいたら、何をしていても大丈夫だと思うので、色々とやってみてください。楽しんでね。
初めて喫茶店でアルバイトした初日に、お客様から「いつもの!」と言われてから、お客様のご注文や好みを覚えるようになったという古冨さん。今ではお支払い時の傾向(硬貨でのお支払いが多い、紙幣でのお支払いが多い)まで把握され、おつりを準備しているそうです。
■キッチンカー情報■
店舗名 | うふふごはん |
お問合せ | FB、IGのメッセンジャー・ufufugohan102@gmail.com |
URL | http://www.facebook.com/ufufugohan/ |
instagram.com/ufufugohan |