萩のつくり手 <第17回>
「山田フルーツファーム」 山田 克也(やまだ かつや)さん

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萩市の福栄(ふくえ)地域で、ワインと移動カフェのある果樹園「山田フルーツファーム」を経営する
山田 克也(やまだ かつや)さんに、お話しを伺いました。

 

出身はどちらですか?

下関市です。幼稚園から小学校4年生までは、山陽小野田市にいました。その後また下関市に戻り、大学時代は山口市で1年間と宇部市で3年間を過ごしました。中学校では卓球部に所属し、高校では空手部、大学では漫画同好会と軽音楽部と様々な部活生活を送りました。

卒業後は、どのようなお仕事に就かれましたか?

平成3年に大阪市の印刷会社へ就職しました。そこではSE・プログラマーとして、印刷工程のアナログからデジタルへのシフトチェンジ工程を伴う社内システムのプログラミングや、企業様向けの商品カタログ(印刷物・CD-ROM・インターネットHP)の制作とプログラミング(CGI等)、WEBサーバー管理をしていました。

結婚後、平成11年にJターンして旧福栄村(現萩市)で就農(農業組合法人、平原台農業生産組合)しました。そこでは、ブドウ栽培・農業法人で経理と庶務を担当し、農業法人運営に携わりました。そして、平成22年に山田フルーツファーム(個人事業)を設立しました。ブドウ栽培の他にPBワイン、ジャム製造などをしています。萩阿西商工会に所属し、商品開発プロジェクトや萩阿西産業振興センターなど地域内事業者との連携を図っています。

山口県に戻られるきっかけは何だったのですか?

結婚を機に、自然豊かな場所での暮らしを考えていました。山口県は土地勘があり、私の親も居ましたので第一候補に決めていました。

福栄でブドウ栽培をしようと思われたきっかけは?

農業(果樹)をやってみようと思い山口県の窓口を訪ねてみると、「福栄でブドウを栽培している農業法人で高齢で辞められる方がいらっしゃるので新しく就農する人を募集しておられますよ」と教えていただいたので応募しました。個人的なイメージですが、それまでは観光農園では日陰で農作業のイメージだったのですが、紹介していただいた先のブドウを実際に購入して食べてみると、とても美味しくて感動したんです。自分もこういう商品を作りたいと思いました。農園のある紫福は萩の街から離れた山奥にあるのでいろいろな鳥の声、たまにはサルの声も聞こえてきます。

紫福は自然豊かな土地ですね。

紫福には、自然の息遣いが感じられる「癒し」と、農業を営む者には農作物への鳥獣被害という「憂鬱」の両方があります。自然と対話をしながら暮らし方を確認する作業が自然と共存することなのだろうと思います。山深い森からはよくフクロウの鳴き声が聞こえるので、あの辺にいるのだなとわかります。紫福周辺で車に乗っているときに電線やガードレールにとまっているフクロウを見かけることがあります。道路に降りて着地し飛び立つ姿は、猛禽類の独特の重量感がありかっこいいと思います。私が毎年作っているワインのラベルは、野生動物(キツネ・シカ・ムササビ・イタチ)だったり、鳥(フクロウ・キツツキ)だったり、紫雲山だったり、紫福の自然をモチーフにしています。

キッチンカーを運営しようと思われたのはどうしてですか?

自分の農園で喫茶店をしたかったのですが、場所が山奥で分散しているのと、農園の販売所が季節限定であることが課題でした。山奥の農園に固定の飲食店を設置するよりも、機動力のある移動カフェの方が魅力的だと思いました。当初は、秋祭りのイベントに出店し、ブドウや柿、ワインを売っていたのですが、ある時自家焙煎珈琲を出してみたところ、自分の淹れた珈琲がお客様から「美味しい」「飲みやすい」と言ってもらえて嬉しく、継続してご提供したいと思いました。その時に、農園で営業するにはキッチンカーが適していると思いました。

ご自身で運営される前はキッチンカーに対してどのようなイメージがありましたか?

20年前に萩でもコーヒーの移動カフェを見かけていて、おしゃれでかっこいいと思っていました。いつか自分もやってみたいと思っていて、書籍などを見て夢を膨らましていました。

オープンまでの道のりを教えてください。

農業との副業を目標にしていたので、イベントの臨時営業許可で実績を重ねました。コーヒーの自家焙煎は昔から趣味でやっていた完全独学です。5年前、機会があればキッチンカー導入を考えていた矢先に補助事業があったので導入を決めました。

現在、新たに取り組んでいることはありますか?

獣害でブドウ栽培が厳しくなり、栽培規模を縮小しましたので、少量多品目の栽培技術の取得ですね。他に、加工商品やキッチンカーメニュー開発などです。

キッチンカー運営におけるこだわりを教えてください。

「作り手の顔が見える販売・交流」を心がけています。笑顔で感謝。営業中は新規のお客様でも買いやすい雰囲気を大切にします。他に、自分の農園、農産物を中心に地産地消、地域イベントや萩暮らし、猫、商品の事など話題になることが多いです。また、異業種間コラボも随時やっていきたいです。

年間のスケジュールを教えて下さい。

平均月2回程度です。夏のブドウシーズン(8月中旬~9月下旬)は農園に設置します。はぎマルシェ(毎月第3土曜日)、年1回の地域祭りイベント等です。HPに出店情報を随時掲載しますので、ご確認いただければと思います。

挑戦したいことや夢はありますか?

リスクに強い農業経営の確立と後継者づくりです。仕事になるかはわかりませんが、やりたいことは増殖中です。例えば、簡単素人料理、ドローン撮影、都市部や緑のある地域で拠点・多様な仲間づくり・IT交流、ライブコマース、田舎の夜の移動カフェ、旅するキッチンカー、メディア運営、妻とアート展開催等。

これからキッチンカー運営を志す人へメッセージをお願いします。

キッチンカーは副業としても面白いツールです。地域の人との繋がりが好きであることと自分自身が楽しめることが長く続けられるコツだと思います。

 

山田フルーツファーム

TEL 0838-53-0014

URL ワインと移動カフェのある果樹園 山田フルーツファーム

FaceBook 萩・紫福 山田フルーツファーム

■キッチンカーメニュー

・自家焙煎コーヒー
・生クリームコーヒー
・萩カフェオランジェット(山田フルーツファームの萩産夏みかんジャム使用)
・アイスコーヒー
・萩夏みかんソーダ(山田フルーツファームの萩夏みかんジャム使用)
・オニオンリング(萩産玉ねぎ使用)
など

 

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基本情報

会社名又は個人名 山田フルーツファーム
住所 〒758-0501 山口県萩市紫福8074-9
電話番号 0838-53-0014
URL https://budounoeki.jp
販売場所 商品(ブドウ・ジャム・ワイン)は道の駅、ネット販売、農園直売、スーパー等。

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